将来のための大切な学校選びです。 事前のしっかりした情報収集と色んな人の意見を聞き、学校へも足を運んでから決めましょう。
都道府県知事の認可を受けていない無許可の教育施設があります。無許可の教育施設は修了しても正式な学歴とは認められません。無許可では専門士・高度専門士の称号付与や公的奨学金制度の利用、通学定期の学割などの特典は受けられません。
実習用の施設・設備などのチェックは学校選びに非常に大切です。受けた専門教育が実際の職業現場で通用するかどうかは、この施設・設備の充実度にもかかっています。施設・設備が充実しているかどうかは分かりにくいことも多いため、関連した職業に携わっている人に写真や資料で、アドバイスを受けましょう。
学校選択はなるべく多くの人の意見を聞いて決定することが大切です。入学案内書やホームページの情報だけで決めてしまわないように。保護者の意見はもとより、先生や先輩あるいは周囲の人などいろいろな人の情報を考え合わせてください。
専門学校では非常に密度の濃い授業が行われます。カリキュラムと、実際に指導にあたる教員スタッフが充実しているかどうかは大きなポイントです。数校のカリキュラムを比較し、目指す職業に直結しているか、どんな先生が教えているかを確認しましょう。
専門学校ではクラス担任や学科の責任者などが就職指導を行うのが普通です。多くの専門学校で就職指導には力を入れていますが、指導方針は学校によって異なります。卒業後の就職先企業や職種についても学校ごとに特色があるので、入学案内などで就職指導方針や指導方法、就職実績などを比較検討しておきましょう。
「学校見学」や「一日体験入学」で、教育内容や施設・設備などを見ることができます。漫然と見学するのではなく、事前に調べたポイントのチェックや、不明点を質問することも大切です。学校を比較するためには、同じ分野で複数の学校を見ることが大切です。